どんな病気が心配されるのか?

生き物ですから、もちろん病気になる可能性があります。どんな病気になりやすいのか、そして予防のためにどんなことに気をつければ良いのかをご紹介します。

ダニ症

ヒゼンダニが寄生しているハリネズミ間、また床材やタオルなどを介して感染する皮膚の病気。針の付け根の皮膚や目の周囲によく起こります。

かさぶたのようにフケがある、脱毛している、針が抜け落ちる、激しいかゆみが出るなどの症状があります。元気がなくなったり、食欲が落ちたりすることもあります。

  • 予防法

飼いはじめのときに健康チェックをする、寄生しているかもしれない個体と接触させないようにするなどに気をつけましょう。

腫瘍

高齢になると発症しやすい病気。腫瘍のうち80%は悪性腫瘍(がん)なのだそうです。

しこりや腫れができる、体重が減る、食欲がない、元気がない、下痢、呼吸困難、腹水、患部からの出血などを引き起こします。発症しやすい年齢は平均3.5歳だそうです。

  • 予防法

快適な飼育環境を整え、毎日の健康チェックと定期的な健康診断を心がけ、早期発見できるようにします。

歯周病

歯肉炎や歯周炎などの歯周病は、特に高齢になると起こりやすい病気。口がくさい、歯が変色している、歯肉が赤くなる・腫れる、歯がぐらつく、歯肉が減退して歯が長くなったように見える、歯が抜けるなどの症状があります。

口腔内に痛みがあり、硬いフードを食べなくなる、食事に時間がかかる、食欲がなくなる、口元を気にするしぐさをするなどの特徴も見られます。

  • 予防法

ドライフードなどの硬さのある食べ物を与えたり、昆虫などの繊維質の多い食べ物を与えたりしましょう。歯の表面の歯垢を落とす役割があります。

脱腸/脱肛

本来体内にあるはずの腸や肛門などの内臓の一部が、体外へ飛び出してしまう症状です。食事の固さが合わず、お腹をこわしてりきんでしまったり、ケージから脱出しようとりきんでしまったりすることが原因となる場合があります。

  • 予防法

りきまないようにしてあげることが大事。食事の固さを急に変えないようにしましょう。排泄物からお腹の調子を見て、食事の固さと水分量を調節してあげます。

コクシジウム原虫

主に消化器官に寄生し、下痢などを引き起こします。

  • 予防法

ストレスのある環境を作らないこと、また便の状態を確認して下痢をしていないかをチェックしましょう。極端な下痢の場合は、すぐに保温・給水をし、早めに獣医さんに診てもらってください。